『DMG/DIPGの子どもを救いたい!カナダの会議へ参加し日本での治療の加速化を!』
今年5月8日〜9日にカナダのトロント小児病院にて、「ACCELERATE」という小児がんの医薬品開発を加速させることを目的とした国際的なイベントがあります。
これは、毎回、各種の小児がんの治療研究についての発表や議論がされる催しですが、今回は、小児がんのなかでも、際立った難治性疾患であるDMG/DIPGに特化した治療研究フォーラムが開催されます。
DIPG患者家族のお父様であり、「小児脳幹部グリオーマの会」代表貫井さんが、日本からDIPGの患者家族を代表として渡航するためのクラウドファンディングを開催しました。
代表の貫井さんは、たった一人のお嬢さんを「小児脳幹部グリオーマ」で亡くされました。もうかれこれ10年以上は共に協力し合い、何とかこの病気を撲滅できないかと常に考え活動してきました。
世界の研究者、製薬企業、患者家族会と交流を持ち、世界の治療研究状況への知見を深め、一刻でも早く日本のDMG/DIPG患者に新たな治療が届けられるように、世界の参加者に日本の患者の状況を伝え、日本で最新の治療が受けられる国際共同治験実施への道を開いていければと考えています。
日本国内での治療研究は大変遅れているため、米国との臨床試験の差は1/9となり、欧米の研究機関・製薬企業から臨床試験参加の誘いがほとんど無い状況です。
日本も国際共同治験に入ることができれば、最新治療へのアクセスと治癒への可能性もでてきます。
【御礼】クラウドファンディングは、皆さまのご支援ご協力で目標を達成することができました!
スタッフ一同心より御礼申し上げます。
この記事へのコメントはありません。