令和7年9月14日、当法人が推進する脳腫瘍啓発キャンペーン「Go Gray in May」にご協力いただいた井上尚弥チャンピオンの試合を観戦するため、名古屋を訪れました。

この日の対戦相手はオリンピックメダリスト。尚弥チャンピオンはアウトボクシングに徹し、ポイント差で完勝を収めました。その戦略の緻密さと技術の精度には、ただただ驚嘆するばかりです。かつてアマチュア社会人チャンピオンとスパーリングを経験した私にとっても、尚弥チャンピオンの試合は技術・精神力ともに圧巻であり、世界トップレベルのボクシングを肌で感じる貴重な機会となりました。

また、今回の対戦相手のように、トップアマチュア選手の中にはプロボクサー以上の実力を持つ選手も少なくありません。アマチュア競技で培われたスピード、精度、戦術眼は、プロの舞台でも通用するどころか、時にそれを凌駕する場面すらあります。そうした選手と真っ向から渡り合い、ポイントで制する尚弥チャンピオンの強さは、まさに異次元といえるでしょう。

今回の観戦を通じて、スポーツが持つ啓発力と人とのつながりの可能性を改めて実感するとともに、今後予定されている東京ドームでの中谷チャンピオンとの一戦にも大きな期待が高まります。
当法人としては、今後もスポーツを通じた啓発活動を継続的に展開し、アスリートとの連携を図りながら、社会貢献の輪をさらに広げてまいります。